大阪阿倍野・昭和町にある小さなアトリエで革教室『革小物手縫いの会』を主宰しています。帆布かばんの受注製作も行っています。
caboche [カボシェ]とは古いフランスのことばで、靴の底などにうつ「釘」のこと。めだちはしませんが、靴をつくるうえで欠かすことのできない大事なモノのひとつです。
また“頭でっかち”のことを揶揄する意味も。
寡黙でまっすぐな釘のように、ただひたすらにこつこつと、実直な姿勢でものづくりと向き合っていきたい。頭でっかちにだけはならないように。そんな思いを込めて名付けました。
「けして目立ちはしないしさして気にとめるものでもないけれど、ふと手にしたとき、ほんの少しだけ心があたたかくなったり豊かになったり」
そういうものをお届けしていければ、そして一緒に作っていければと思っています。